『作家主義 相米慎二2023 台風クラブ シナリオ完全採録』 [邦画]
『作家主義 相米慎二2023 台風クラブ シナリオ完全採録』、いよいよ9/9発売。
9月23日(土)より「台風クラブ 4Kレストア版」が上映されるのに合わせて、工藤夕貴、ユン・ダンビ他インタビュー、日中の映画評論家のレビューなど盛沢山の内容の書籍です。
私は3500字の『台風クラブ』論を寄稿。
『台風クラブ』の性と死/相米映画の中の身体/通過儀礼としての映画/身体による反=物語の4章で、様々な相米作品を横断的に論じながら、『台風クラブ』の特異性を浮かび上がらせています。
9月23日(土)より「台風クラブ 4Kレストア版」が上映されるのに合わせて、工藤夕貴、ユン・ダンビ他インタビュー、日中の映画評論家のレビューなど盛沢山の内容の書籍です。
私は3500字の『台風クラブ』論を寄稿。
『台風クラブ』の性と死/相米映画の中の身体/通過儀礼としての映画/身体による反=物語の4章で、様々な相米作品を横断的に論じながら、『台風クラブ』の特異性を浮かび上がらせています。
片山慎三監督『さがす』パンフ寄稿 [邦画]
公開中の片山慎三監督『さがす』パンフに映画評を寄稿しました。
『岬の兄弟』の衝撃から3年、違う意味で新しく驚くべき作品です。役者もみな素晴らしい(特に清水尋也…)。
同日公開の韓国映画『声もなく 』(こちらも傑作!)と比較しながら、少女の視点に立って書いています。
書籍『岩井俊二:『Love Letter』から『ラストレター』、そして『チィファの手紙』へ [邦画]
書籍『岩井俊二:『Love Letter』から『ラストレター』、そして『チィファの手紙』へ』(河出書房新社)が発売になりました。
ドラマ時代から数えるとその活動歴は30年を数えるという岩井俊二監督。日本の映画業界でも特異な位置にいる岩井監督を、①『Love Letter』の東アジアでの人気、初の中国映画『チィファの手紙』などアジアとの関わり、②小説など他ジャンルへの取り組みなどそのボーダーレスな活動、③主要作品解説+フィルモグラフィーの3本立てでその魅力と可能性に迫った書籍です。
目次
◆グラビア
◆ロングインタビュー
岩井俊二
◆エッセイ
死の気配だったり、喪失だったり/岩井俊二
I. 『Love Letter』から『ラストレター』、そして『チィファの手紙』へ
◆インタビュー
ジョウ・シュン(周迅)/豊川悦司/中山美穂
◆論考
村上春樹と岩井俊二――一人称の作家/夏目深雪
『Love Letter 』が変えた韓国映画の風景/ファン・ギュンミン
岩井俊二監督作品は中国でどう観られてきたか/劉文兵
「代行業者」たちの物語――『チィファの手紙』『ラストレター』に見る代補の論理/渡邉大輔
II. ボーダーレスな作家、岩井俊二
◆エッセイ
大林宣彦/北川悦吏子/行定勲/宮崎大祐/坂上秋成
◆論考
空っぽの体とフラジャイルな心/夏目深雪
岩井俊二作品における「科学」と「神」――『番犬は庭を守る』を中心に/藤田直哉
岩井俊二の映画を巡る四つの断想/河野真理江
III.作品評+フィルモグラフィ
GHOST SOUP(夏目深雪)/FRIED DRAGON FISH(夏目深雪)/打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? (平田真人)/undo(吉田伊知郎)/Love Letter(福間健二)/PiCNiC(渡邉大輔)/スワロウテイル(北小路隆志)/四月物語(渡邉大輔)/リリイ・シュシュのすべて(北小路隆志)/ARITA(吉田伊知郎)/花とアリス(児玉美月)/市川崑物語(吉田伊知郎)/friends after 3.11 劇場版(佐野亨)/ヴァンパイア(北小路隆志)/花とアリス殺人事件(高瀬康司)/リップヴァンウィンクルの花嫁(児玉美月)/チィファの手紙(晏妮)/ラストレター(結城秀勇)/8日で死んだ怪獣の12日の物語 劇場版(渡邉大輔)
◆コラム
岩井俊二のテレビドラマ/平田真人
岩井俊二における音楽/伏見瞬
岩井俊二とアニメーション/渡邉大輔
後書き
編者・著者プロフィール
※ ※ ※
刊行記念トークショーとして、1/7(木)20:00~夏目深雪×藤田直哉×渡邉大輔「岩井俊二の現在形」を下北沢B&Bで行います。Zoomによるオンライン配信となります。
今回のトークイベントでは、3人の批評家が、従来の映画という枠に捉われない映画作りをしている岩井映画の文学や少女漫画、アニメーションなど他ジャンルとの関係、原発やクィアなどタブーに挑戦するアーティスト魂など、今までにあまり語られてこなかった岩井像をさらに深めていきます。日本の映画批評の現在位置や問題点、そして映画というジャンルが今後どうなっていくのかの展望も開ける、貴重な機会となることでしょう。
http://bookandbeer.com/event/210107/
https://peatix.com/event/1725189
ドラマ時代から数えるとその活動歴は30年を数えるという岩井俊二監督。日本の映画業界でも特異な位置にいる岩井監督を、①『Love Letter』の東アジアでの人気、初の中国映画『チィファの手紙』などアジアとの関わり、②小説など他ジャンルへの取り組みなどそのボーダーレスな活動、③主要作品解説+フィルモグラフィーの3本立てでその魅力と可能性に迫った書籍です。
目次
◆グラビア
◆ロングインタビュー
岩井俊二
◆エッセイ
死の気配だったり、喪失だったり/岩井俊二
I. 『Love Letter』から『ラストレター』、そして『チィファの手紙』へ
◆インタビュー
ジョウ・シュン(周迅)/豊川悦司/中山美穂
◆論考
村上春樹と岩井俊二――一人称の作家/夏目深雪
『Love Letter 』が変えた韓国映画の風景/ファン・ギュンミン
岩井俊二監督作品は中国でどう観られてきたか/劉文兵
「代行業者」たちの物語――『チィファの手紙』『ラストレター』に見る代補の論理/渡邉大輔
II. ボーダーレスな作家、岩井俊二
◆エッセイ
大林宣彦/北川悦吏子/行定勲/宮崎大祐/坂上秋成
◆論考
空っぽの体とフラジャイルな心/夏目深雪
岩井俊二作品における「科学」と「神」――『番犬は庭を守る』を中心に/藤田直哉
岩井俊二の映画を巡る四つの断想/河野真理江
III.作品評+フィルモグラフィ
GHOST SOUP(夏目深雪)/FRIED DRAGON FISH(夏目深雪)/打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? (平田真人)/undo(吉田伊知郎)/Love Letter(福間健二)/PiCNiC(渡邉大輔)/スワロウテイル(北小路隆志)/四月物語(渡邉大輔)/リリイ・シュシュのすべて(北小路隆志)/ARITA(吉田伊知郎)/花とアリス(児玉美月)/市川崑物語(吉田伊知郎)/friends after 3.11 劇場版(佐野亨)/ヴァンパイア(北小路隆志)/花とアリス殺人事件(高瀬康司)/リップヴァンウィンクルの花嫁(児玉美月)/チィファの手紙(晏妮)/ラストレター(結城秀勇)/8日で死んだ怪獣の12日の物語 劇場版(渡邉大輔)
◆コラム
岩井俊二のテレビドラマ/平田真人
岩井俊二における音楽/伏見瞬
岩井俊二とアニメーション/渡邉大輔
後書き
編者・著者プロフィール
※ ※ ※
刊行記念トークショーとして、1/7(木)20:00~夏目深雪×藤田直哉×渡邉大輔「岩井俊二の現在形」を下北沢B&Bで行います。Zoomによるオンライン配信となります。
今回のトークイベントでは、3人の批評家が、従来の映画という枠に捉われない映画作りをしている岩井映画の文学や少女漫画、アニメーションなど他ジャンルとの関係、原発やクィアなどタブーに挑戦するアーティスト魂など、今までにあまり語られてこなかった岩井像をさらに深めていきます。日本の映画批評の現在位置や問題点、そして映画というジャンルが今後どうなっていくのかの展望も開ける、貴重な機会となることでしょう。
http://bookandbeer.com/event/210107/
https://peatix.com/event/1725189
岩井俊二: 『Love Letter』から『ラストレター』、そして『チィファの手紙』へ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2020/11/26
- メディア: 単行本
松本卓也監督『帰ろうYo!』、白石和彌監督『ロストパラダイス・イン・トーキョー』 [邦画]
日本のインディペンデント映画の、定額制のキュレーション映画配信サービス『シネマディスカバリーズ』、6.7月の更新は以下の作品です。ガイドとレビューを担当しました。
・松本卓也監督『帰ろうYo!』https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/82
・白石和彌監督『ロストパラダイス・イン・トーキョー』https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/114
ガイドは無料、映画とレビューは有料会員になると読めます。定額制で月額税込1100円です。https://cinemadiscoveries.co.jp
・松本卓也監督『帰ろうYo!』https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/82
・白石和彌監督『ロストパラダイス・イン・トーキョー』https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/114
ガイドは無料、映画とレビューは有料会員になると読めます。定額制で月額税込1100円です。https://cinemadiscoveries.co.jp
塚本晋也監督『KOTOKO』、原一男監督『ゆきゆきて、神軍』 [邦画]
日本のインディペンデント映画の、定額制のキュレーション映画配信サービス『シネマディスカバリーズ』、どんどん更新されています。
5月は
・塚本晋也監督『KOTOKO』https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/54
・原一男監督『ゆきゆきて、神軍』https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/62
の2本のガイドとレビューを担当しました。
ガイドは無料、映画とレビューは有料会員になると読めます。定額制で月額税込1100円です。https://cinemadiscoveries.co.jp
5月は
・塚本晋也監督『KOTOKO』https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/54
・原一男監督『ゆきゆきて、神軍』https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/62
の2本のガイドとレビューを担当しました。
ガイドは無料、映画とレビューは有料会員になると読めます。定額制で月額税込1100円です。https://cinemadiscoveries.co.jp
キュレーター参加【シネマディスカバリーズ】 [邦画]
4/19から、日本のインディペンデント映画の、定額制のキュレーション映画配信サービス『シネマディスカバリーズ』がオープンしました。定額制で月額1100円です。https://cinemadiscoveries.co.jp
私はキュレーターとして第一弾を、三島有紀子監督の『幼な子われらに生まれ』を紹介し解説しています。ぜひのぞいてみてください。
https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/2
私はキュレーターとして第一弾を、三島有紀子監督の『幼な子われらに生まれ』を紹介し解説しています。ぜひのぞいてみてください。
https://cinemadiscoveries.co.jp/contents/2
ユリイカ『特集=山戸結希』 [邦画]
ユリイカ7月号「特集=山戸結希」に寄稿しました。「誰のためでもない映画 アジア映画と日本アイドル文化の変遷からみる山戸映画の特異性」という論考で、アジアの青春映画と山戸映画を比較しながら、日本のアイドル文化を考察し、山戸映画の特異性を論じています。侯孝賢、楊徳昌、チャン・ロンジー、ナワポン・タムロンラタナリット、山口百恵、AKB48等が出てきます。
山戸結希監督『ホットギミック ガールミーツボーイ』は上映中。あわせてご覧ください。
山戸結希監督『ホットギミック ガールミーツボーイ』は上映中。あわせてご覧ください。
ユリイカ 2019年7月号 特集=山戸結希 ―『おとぎ話みたい』『溺れるナイフ』『21世紀の女の子』『ホットギミック ガールミーツボーイ』へ―
- 作者: 山戸結希
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2019/06/28
- メディア: ムック
『オーファンズ・ブルース』パンフ寄稿 [邦画]
工藤梨穂監督『オーファンズ・ブルース』のパンフに「映画の時間と記憶」という批評を寄稿しました。京都造形芸術大卒の工藤梨穂監督がPFF2018グランプリを受賞した作品です。
6/21(金)よりアップリンク吉祥寺で再上映されます。初夏にぴったりの、大型新人による傑作です。ぜひこの機会にご覧ください。
アプリ版「ぴあ」短評 https://www.p.pia.jp/shared/pil-s/pil-s-21-01_c8498657-1d2b-4aa0-82b2-df5334a6d48a.html
公式サイトhttp://orphansblues.com/
6/21(金)よりアップリンク吉祥寺で再上映されます。初夏にぴったりの、大型新人による傑作です。ぜひこの機会にご覧ください。
アプリ版「ぴあ」短評 https://www.p.pia.jp/shared/pil-s/pil-s-21-01_c8498657-1d2b-4aa0-82b2-df5334a6d48a.html
公式サイトhttp://orphansblues.com/
キネマ旬報「1980年代日本映画ベスト・テン」 [邦画]
ドキュントメント『Changes』レビュー [邦画]
範宙遊泳の山本卓卓(すぐる)の初監督作品ドキュントメント『Changes』のレビューがF/Tのサイトにアップされました。「あなたは世界である」この作品におけるドキュメンタリー/フィクション、映画/演劇の関係を、藩宙遊泳の過去作品とも比較しながら、論じています。
https://www.festival-tokyo.jp/media/ft18/changes_natsume
https://www.festival-tokyo.jp/media/ft18/changes_natsume