アジア映画の森 新世紀の映画地図 [アジア映画]
編集を担当した「アジア映画の森 新世紀の映画地図」が作品社より刊行となりました。表紙はアピチャッポン・ウィーラセタクンの『ブンミおじさんの森』。この一年はほとんどこの書籍にかかりっきりだったのですが、そもそもこの本を出したかった強い動機の一つは、『ブンミおじさんの森』がカンヌのパルムドールを獲るという快挙を成し遂げ、日本でもやっと初のアピチャッポン作品の劇場公開となりながら、劇場公開時に世に出回った批評に非常にがっかりしたからです。
長らくアピチャッポンのファンであった私としては、こういった状況に対して横から文句を言うだけでなく、もう少し積極的なアクションを起こしたいと思いました。この忸怩たる思いが、困難な書籍作りの中で随分と自分を励ますものとなりました。アピチャッポンの作家論に関しては二本立てにし、映画監督で批評家でもある金子遊さんと映画監督の諏訪敦彦さんにそれぞれ違う観点から書いて頂いています。
自分はイ・チャンドン論とトラン・アン・ユン論、エラン・リクリス論とヴィムクティ・ジャヤスンダラ論を書いています。
他にも今集められるだけの最高の書き手を集めました。ぜひ書店などでお手に取ってみて、ちょっとでもピンと来るものがあったらお買い求め頂くと幸いです。
長らくアピチャッポンのファンであった私としては、こういった状況に対して横から文句を言うだけでなく、もう少し積極的なアクションを起こしたいと思いました。この忸怩たる思いが、困難な書籍作りの中で随分と自分を励ますものとなりました。アピチャッポンの作家論に関しては二本立てにし、映画監督で批評家でもある金子遊さんと映画監督の諏訪敦彦さんにそれぞれ違う観点から書いて頂いています。
自分はイ・チャンドン論とトラン・アン・ユン論、エラン・リクリス論とヴィムクティ・ジャヤスンダラ論を書いています。
他にも今集められるだけの最高の書き手を集めました。ぜひ書店などでお手に取ってみて、ちょっとでもピンと来るものがあったらお買い求め頂くと幸いです。
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