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『OUT OF SIGHT!!!』vol.2『アジアの映画と、その湿度』 [アジア映画]

『OUT OF SIGHT!!!』vol.2『アジアの映画と、その湿度』、私は「映画批評家・夏目深雪に聞く、今語るべき2つのこと」ということで、2本の論考を寄稿しました。
寄稿その1「アジアの女性映画の見取り図」では、『韓国女性映画』の版元とのタイトルに関し揉めたいきさつ、インドとインドネシアの女性映画など。
寄稿2「ユーラシア映画の現在地点-戦争と圧政を描く-」では、ヴァシャノヴィチ、ロズニツァなどウクライナの監督、バラーゴフ(『戦争と女の顔』)などロシアの監督、そしてチャン・ジーウンなど香港のドキュメンタリーを通して、表象不可能性の中で戦争と圧政を描くことを論じています。計17000字。
全国書店ほか、下記で通販でも販売中。
https://antenna-mag.com/post-60730/ https://pic.twitter.com/uusSvweS03
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『文學界』セルゲイ・ロズニツァ論 [ドキュメンタリー]

文學界12月号に「ポリフォニーと政治――セルゲイ・ロズニツァの革新性」を寄稿しました。『アウステルリッツ』『国葬』『粛清裁判』『バビ・ヤール』等劇場公開作を中心にロズニツァを包括的に論じています。
ドキュメンタリー特集で他も充実した内容です。ぜひ!
文學界(2022年12月号)

文學界(2022年12月号)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2022/11/07
  • メディア: 雑誌



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『君だけが知らない』レビュー [アジア映画]

ソ・ユミン監督『君だけが知らない』、A PEOPLEのサイトにレビュー「「女性映画」のこれからの可能性」を寄せました。
「男性により男性中心主義によって撮られた映画を、どう乗り越えるのかまでは言えないが、何か可能性の萌芽のようなものが見える。そんな映画だ」
https://apeople.world/ap_review/review046.html
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ソ・ユミン監督インタビュー [アジア映画]

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『君だけが知らない』、ソ・ユミン監督にインタビューしました。
基本サスペンス・スリラーですが、緻密な脚本、二転三転する状況、後半別の話が立ち上がるかのようなジャンルの混合、等につき色々監督のお話を聞けて納得でした。期待の韓国女性監督登場です。
https://apeople.world/ap_people/people058.html
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『RRR』レビュー [アジア映画]

Tokyo Art Beatに『RRR』のレビューを寄稿しました。珍しく批判的な側面もあるレビューで、書くのに苦労しました。『バーフバリ』などS.S.ラージャマウリ監督の過去作と比較しながら、インドの愛国映画的側面にも触れています。
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/RRR-review-2022-10
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TIFF石坂健治シニア・プログラマーインタビュー [映画祭]

東京国際映画祭(TIFF)、今年は石坂健治シニア・プログラマーにお話をお伺いしました。10周年を迎えた『アジアの未来』を振り返り、釜山との差別化や、今年の傾向、今後のTIFFの展望をお伺いしています。
https://apeople.world/ap_people/people055.html
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あいち国際女性映画アピチャッポントーク [アジア映画]

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9/11、あいち国際女性映画祭2022にてアピチャッポン・ウィーラセタクンの『MEMORIA メモリア』が上映され、上映後のトークで聞き手を務めました。
https://www.aiwff.com/2022/films/jointproject/488/
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『韓国女性映画 わたしたちの物語』 [アジア映画]

河出書房新社から『韓国女性映画 わたしたちの物語』が発売になりました。
2010年代以降から傑作の台頭が顕著な韓国の女性映画・女性監督にフォーカスを当てた書籍になります。女性監督インタビュー、女優論、座談会、小論、作家名鑑と多様な視点から「韓国女性映画」を読み解きます。
私はイム・スルレ監督インタビュー、前書き「女性映画と韓国」、女優論「ペ・ドゥナ論——初の女性トリックスター」、韓国女性映画ベストテン『私の少女』『明日へ』『金子文子と朴烈』レビュー、韓国女性映画座談会、小論「二〇〇〇年代以降の男性作家と女性映画作家としてのホン・サンス」を寄稿しています。
目次は以下になります。

◎カラーグラビア 韓国映画の女優たち
イ・ジュヨン/キム・テリ/ペ・ドゥナ 

◎巻頭インタビュー
シン・スウォン……成川彩
イム・スルレ……夏目深雪

I 新時代の女性像  
◎はじめに
女性映画と韓国……夏目深雪
韓国の女性監督たち……岡本敦史

◎私の好きな韓国女性映画   
暉峻創三/朝倉加葉子/岸野令子/土田真樹  

◎女優論
ペ・ドゥナ論——初の女性トリックスター……夏目深雪
虚空と慟哭——チョン・ドヨンの演技……北村匡平

Ⅱ 韓国・女性・表象・歴史  
◎韓国女性映画ベストテン
『サニー 永遠の仲間たち』/『私の少女』/『明日へ』/『お嬢さん』/『金子文子と朴烈』/『逃げた女』/『はちどり』/『野球少女』/『ユンヒへ』/『バウンダリー:火花フェミ・アクション』

◎韓国女性映画座談会
崔盛旭×西森路代×夏目深雪×岡本敦史
第一部:韓国女性映画ベストテン
第二部:韓国映画の女性表象の歴史

◎小論
韓流ドラマの女性像……西森路代
韓国映画における中国朝鮮族・脱北女性……崔盛旭
韓国クィア映画の女性表象……児玉美月
お婆さんたちはどうやって生きてきたのか 韓国映画における高齢女性像……ファン・ギュンミン

Ⅲ 韓国女性映画作家名鑑   
韓国映画史における女性映画――黎明期から九〇年代まで……岡本敦史
二〇〇〇年代以降の男性作家と女性映画作家としてのホン・サンス……夏目深雪
パク・チャヌク……岡本敦史
イ・ジュニク……岡本敦史
コラム「韓国独立映画の女性監督たち」……岸野令子
イム・スルレ……岸野令子
コラム「スポーツ映画の女性像の変遷」……岡本敦史
チョン・ジェウン……岸野令子
シン・スウォン……岡本敦史
コラム「ノワール映画の女性像」……岡本敦史

9/19(月・祝)にベストテンや小論、座談会で参加してくださった映画研究者の崔盛旭(チェ・ソンウク)さんとB&Bで刊行記念トークショーを行います。2時間、たっぷり話します。ぜひご参加ください。
夏目深雪×崔盛旭「韓国映画の女性像の歴史と現在」『韓国女性映画 わたしたちの物語』(河出書房新社)刊行記念
9/19(月・祝)19:00~21:00
https://bb220919a.peatix.com/

韓国女性映画 わたしたちの物語

韓国女性映画 わたしたちの物語

  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2022/08/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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『プアン 友だちと呼ばせて』パンフ寄稿&インタビュー [アジア映画]

公開中の『プアン 友だちと呼ばせて』のパンフに「タイの映画の現在と「世界監督」バズ・プーンピリヤ」というコラムを寄稿。挿入歌やタイの各地域の解説もついた、充実したパンフです。
コラムはキネマ旬報8月上旬号に掲載のプーンピリヤ監督インタビューとも対になってるのであわせてぜひ。
『プアン』はウォン・カーウァイプロデュース作品でカーウァイ作品へのオマージュでもあります。8/19から公開中の「ウォン・カーウァイ 4K 5作品」とぜひ見較べてみて!
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キネマ旬報 2022年8月上旬号 No.1900

キネマ旬報 2022年8月上旬号 No.1900

  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2022/07/20
  • メディア: 雑誌



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『ドンバス』パンフ寄稿 [映画・ノンジャンル]

昨年日本で初めてドキュメンタリー3作が公開されたウクライナ生まれのセルゲイ・ロズニツァ監督の18年のフィクション作品『ドンバス』。研究者が戦争を予見できず、反省の意を表しているが、この映画はまさに急に起きた戦争ではないことを如実に表している。
パンフレットにスローシネマの巨匠アピチャッポン・ウィーラセタクンと比較した『2つの対立』という文章を寄稿しています。
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