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東京フィルメックス2006 [映画祭]

ジャ・ジャンクーの『三峡好人』、黒沢清監督の『叫』、ハン・ジエ監督の『ワイルド・サイドを歩け』、イン・リャン監督の『アザー・ハーフ』、ガリン・ヌグロホの『オペラ・ジャワ』、アピチャッポン・ウィーラーセタクンの『世紀の光』を観ました。
ガリン・ヌグロホの『オペラ・ジャワ』が一番良かったです。ガムランに乗って妖しく繰り広げられるダンスの素晴らしさ、主役女性の顔の、声の美しさ。あまりに官能的でクラクラきました。蝋燭による光、布による風の表現、とんがりコーンのような三角帽子の使い方など美術・小道具も文句のつけようがない。それに較べて『三峡好人』と『アザー・ハーフ』のヒロインは胸の薄さが幸の薄さに繋がっているような典型で、正直見ているのがちょっと辛かったです。男性監督が女性の幸の薄さを描こうとすると、何かどうも一本調子になる気がするんですが・・偏見でしょうか。ジャ・ジャンクー、アピチャッポン・ウィーラーセタクンともに好きな監督で、いくつか印象的なシーンもあったものの、前作を上回ってはいないかなぁというのが正直な感想。


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